サンプル一覧・納品方法

図面の電子化

スキャン前

スマートフォンで撮影しているため、図面全体を撮影した場合、ピンボケしてしまい詳細まで情報を読み取ることが出来ません。
また、紙の歪みの他、撮影者の陰影なども入り込んでしまっています。

スキャン後

解像度：300dpi
使用機器：フラッドベッド

これ以上の精度をお求めの場合は、大型フラットベッドタイプのスキャナーを使用します。その場合は、歪みなどを目視では確認困難なレベルで作成可能です。
ただ、高コストになる為、用途に合わせてご提案させていただいております。

青焼き図面などの場合は、印字が経年劣化で薄くなっておりますので、再現の為解像度を上げたり、フルカラー・モノクログレー・モノクロ2値などの設定を変更しつつ作業しながら調整していきます。
またコントラストや明るさ・ガンマ値等の細かい調整が必要となります。
このように劣化した図面のスキャンの際は特に「適切なスキャナーの選定と活用＋熟練のスタッフによる作業」が不可欠です。

古書の電子化

スキャン前

留め金が腐食し表紙も破れており、劣化が進んだ古書は今にもバラバラになってしまいそうな状態でした。
また、腐食した留金を気にしながらだったので、ページを大きく見開くことができず、コピーを撮ることも出来ない状態でした。

スキャン後

解像度：600dpi
裁断加工：有り

古書の場合は現状の風合い（色味や変色具合）を上手く残せるよう調整し、情報が破損しない様丁寧な加工をさせて頂いております。

古書は状態の個体差が大きく、劣化している原本が多くみられます。
紙の硬化も進んでいる場合が有るため、スキャン前後の補修を施したり、破損しないようにフラットベッドでスキャンするなど、細心の注意を払い作業いたします。

ポスターの電子化

スキャン前

撮影時の陰影や照明の反射が映り込んでおり、クリアなデータになっていません。

スキャン後

使用機器：フラットベッド
解像度：600dpi

光沢紙はADFタイプ機器を使用した場合はローラーが滑り、きれいなデータを作りにくい場合が有ります。また、金箔銀箔の様な反射する印刷物はスキャナーでキレイにデータが出来ません。
少し高額にはなりますが、再現性が必要な場合はソフトウェアにて補正致します。

高精細なスキャンを行う場合、原稿の印刷自体のアラが見えてしまいうため、ワザとぼかしたりデータを加工する事が有ります。
大型ポスターの加工は割と多いです。
このような補習作業は追加料金が発生しますので、ご依頼内容やお求めのスキャン結果に応じて、加工処理をご提案させていただいております。